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録音した講演会の雑音が多くて聴き取れず困っていませんか?
ためになるいいお話は何度も聞きたいですよね。僕はフリーランスになってから斎藤一人さんの著書に出会い励まされてきました。斎藤さんは高額納税者日本一を何度も経験されている銀座まるかんの社長さんです。書籍には自らの声で録音されたCDのおまけが付いており、音声でも様々なお話を聞くようになりました。
斎藤さんの公式CDは誰でもコピー・拡散が許可されています。書籍添付のCDだけに留まらず、各地の講演会場で録音された様々なお話がYouTubeに豊富にアップロードされています。中にはインターネットが創世記前のカセットテープ音源も存在します。
一般の方が講演会場で録音した「音質」って想像できますか?決して聴きやすいものとは言えません。何度も聴きたくなるような「いい話」はやはり快適な音で聞きたいですよね。
①素人の録音はなぜ聞きにくいのか?
テレビで見るアナウンサーの胸下にはピンマイクがほぼ100%装着されています。多数の芸能人が出演するバラエティ番組でも、一人一人にもれなくピンマイクがセッティングされ、それらがバランスよくミックスされています。だから聞きやすいのです。日常からそんな完成度の高い音声に聞きなれているため、素人が録音した音声は「残念な」印象になりがちです。
聞き取りやすい音声を収録するときの大原則は、声に近い場所にマイクセッティングすることです。講演会ではどうしても喋っている人から離れた場所でしか録音できないことが多いのが最大の原因です。
声からの距離が遠いと、その間にある音をぜんぶ拾ってしまいます。部屋の反響音やエアコン、ガサガサという会場で紙をめくる雑音などがとても不快です。
②いい音にする技術はなぜ社会に還元されないのか?
個人利用の音源は音質にこだわらずボイスメモの延長という位置付けとされるケースが大半を占めます。