top of page

ショート動画シリーズのMA・整音を担当しました|縦型動画でも音の完成度が印象を変える

近年、YouTube Shorts、Instagramリール、TikTokなど、縦型・短尺動画を前提とした映像コンテンツが急速に増えています。


短い時間で視聴者の興味を引き、最後まで見てもらうためには、映像のテンポや構成だけでなく、音の聞きやすさ・迫力・違和感の少なさも非常に重要です。


このたび、Hybrid Sound Reformでは、合同会社Cinergia(シネジア)様が制作されたショート動画シリーズのMA・整音を担当いたしました。


担当したのは、YouTube Shorts向けに公開された4作連作のショート動画シリーズです。


▼公開動画はこちら



AAFで共有いただいた素材をもとにMA・整音を実施


今回の案件では、セリフ、BGM、SEなどがすでに配置されたAAFデータを共有いただき、Pro Tools上でMA・整音作業を行いました。


映像編集側で構成された音の流れを尊重しながら、視聴者がより自然に聞き取れるよう、セリフの明瞭度、BGMとのバランス、効果音の存在感、全体の音量感を調整しています。


短尺動画の場合、1本あたりの尺は短くても、音の印象が作品全体の見え方に直結します。特にシリーズ作品では、各話ごとの音量差や質感の違いが目立ちやすいため、4作全体の統一感も意識して作業しました。



ガンマイク収録のセリフを、できるだけ自然に聞きやすく


今回のセリフ収録は、ガンマイクのみで行われたとのことでした。


ガンマイク収録の場合、画角やマイクの向き、演者の立ち位置によって、セリフの距離感や聞こえ方に差が出ることがあります。

特にショート動画のようにテンポが速い作品では、セリフの一言一言が埋もれてしまうと、内容が伝わりにくくなってしまいます。


そのため今回の作業では、単に音量を上げるだけでなく、


  • 演者ごとのセリフの距離感

  • マイクの向きによる聞こえ方の違い

  • BGMにセリフが埋もれないバランス

  • ピンマイク的に前へ抜けてくる明瞭感

  • スマートフォン視聴時の聞き取りやすさ


を強く意識して調整しました。

ガンマイクならではの自然な空気感を残しながら、必要なセリフがしっかり前に出るように整えることが、今回の重要なポイントでした。


BGM・SEとのバランス調整


今回のAAFには、BGMやSEもあらかじめ配置されていました。


BGMや効果音は、ショート動画のテンポや世界観を作るうえでとても重要です。

一方で、音楽やSEが強すぎると、セリフの聞き取りを邪魔してしまうことがあります。


そこで、編集意図をなるべく活かしながら、セリフ、BGM、SEがそれぞれ役割を持って聞こえるようにバランスを調整しました。


特にスマートフォンでの視聴を想定すると、低域が出にくかったり、細かい音が埋もれたりすることがあります。

そのため、単にスタジオモニター上で整えるだけでなく、視聴環境を想定した音量感・明瞭感も意識しています。


事前サンプルをもとに正式採用いただきました


今回のご依頼では、まず1話分のサンプルを制作し、仕上がりの方向性をご確認いただきました。


そのサンプルをご試聴いただいたうえで、作業内容と見積もりをご提案。条件面を精査し、正式に4作連作のMA・整音として採用いただいています。


Hybrid Sound Reformでは、初めてご依頼いただく映像制作会社様や監督様にも安心してご判断いただけるよう、可能な範囲で事前サンプルや部分的なテスト作業を行うことがあります。


音声の仕上がりは、文章だけでは伝わりにくい部分も多いため、実際に音を確認いただいたうえで進行できることは、双方にとって大きなメリットになります。

(個人的にもご新規様に技術スキルを体感してもらいたい気持ちも強いです)


納期前倒しへの対応について


今回の案件では、当初のご依頼時よりも納品スケジュールが前倒しとなりました。


可能な範囲でスケジュールを調整し、進行に対応いたしましたが、最終話については作業日程の圧縮が必要となったため、納期割増での対応とさせていただきました。


映像制作の現場では、編集、確認、公開スケジュールの都合により、納期が変動することがあります。

Hybrid Sound Reformでは、できる限り柔軟に対応しながらも、作業品質を維持するため、急ぎ対応や短納期対応については内容に応じて個別にご相談させていただいています。


映像制作会社様との連携


今回ご依頼いただいた合同会社Cinergia(シネジア)様は、映像制作・ブランディング・広告制作などを手掛けるクリエイティブプロダクションです。


映像制作の現場では、撮影・編集・カラーグレーディング・デザインなど、さまざまな工程が重なります。その中で、音の仕上げは後回しになりやすい部分でもあります。


しかし、映像の完成度を最後に引き上げるうえで、音の調整は非常に大きな役割を持っています。


特にショート動画では、映像の見せ方、カットのテンポ、テロップ、BGM、効果音が一体となって視聴体験を作ります。音が整っていることで、映像の印象はより自然に、より伝わりやすくなります。


ショート動画・縦型動画のMAにも対応しています


Hybrid Sound Reformでは、映画・ドキュメンタリー・企業動画・YouTube動画・SNS動画など、さまざまな映像コンテンツの音声編集、整音、MAに対応しています。


ショート動画や縦型動画の場合でも、以下のようなご相談が可能です。


  • YouTube Shortsの音声を聞きやすくしたい

  • InstagramリールやTikTok向け動画の音量を整えたい

  • セリフ、ナレーション、BGMのバランスを改善したい

  • ガンマイク収録のセリフを聞き取りやすくしたい

  • AAFデータを共有してMA・整音を依頼したい

  • シリーズ動画全体の音量感を統一したい

  • 映像制作会社の外部MAスタッフとして音声仕上げを依頼したい

  • 映画風・ドラマ風のショート動画の音を整えたい


短尺動画は「短いから簡単」ではありません。


短いからこそ、一瞬の違和感が視聴離脱につながります。映像の完成度をさらに高めたい場合は、音の仕上げもぜひご検討ください。


ショート動画・映像作品の音声仕上げをご検討の方へ


今回のようなYouTube Shorts向けのショート動画だけでなく、Hybrid Sound Reformでは、映画、ドキュメンタリー、企業動画、YouTube動画、SNS動画など、さまざまな映像作品のMA・整音に対応しています。


特に、セリフ収録がガンマイク中心の場合や、BGM・SEがすでに配置されたAAFデータをもとに音声仕上げを行いたい場合は、編集意図を活かしながら、セリフの明瞭度、BGMとのバランス、全体の音量感を整えることが可能です。


映像作品の音声仕上げをご検討中の方は、以下のページもあわせてご覧ください。


また、映像作品における音の重要性や、整音・MAを外注する際の考え方については、以下の記事でも詳しく解説しています。


ショート動画は短尺である分、セリフの聞き取りづらさやBGMとのバランスの悪さが、視聴離脱に直結しやすいコンテンツです。


「短い動画だから音は後回しでよい」ではなく、短い動画だからこそ、最初の数秒で違和感なく見てもらえる音作りが大切です。



YouTube Shorts、Instagramリール、TikTok、縦型ドラマ、企業PR動画、映画風ショートムービーなど、映像の完成度をもう一段引き上げたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

コメント


bottom of page