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「」に対する検索結果が75件見つかりました

  • NLS NON-LINEAR SUMMER|レジェンドスタジオコンソールのプラグインをゲット

    昨日、DTMクリエイターなら誰もが知るプラグインメーカーからセールのメールが届いた。 年末のブラックフライデーではプラグインメーカー各社のセール合戦が続き、私も欲しかったプラグインをたくさんゲットして散財しました。 Wavesはもともと、週末クリエイター向けに限定セールを頻繁に実施しているイメージがありますが、昨日は指定プラグインをビッグオフするお知らせが来て見事にその戦術にハマってしまいました。 僕は小売にも長く従事していましたが、80%OFFまですれば人気のない商品でもたいがいの場合売りさばくことができました。その魔力に僕も逆らえず新たなプラグインを49$でゲット。 有名スタジオコンソールをエミュレーションしたプラグインです。世界中のレコーディングスタジオの定番だったSSL,ロックサウンドに欠かせなかったNEVE,そしてビートルズでおなじみのアビーロードスタジオで使用されていたEMIというレジェンダリーマシンの質感を再現するというものです。 僕は似たようなプラグインでSlatedigitalのVCCというプラグインを使用しています。(2019現在everything-bundleに移行)マスタリングの出音をユーザーの好みに近づけるために、音源や趣向する音楽性に応じてSSLやNeve,APIを使い分け、「地味な色付け」をします。 最近、僕のCubaseやWavelab環境でVCCを使うとコントロール不能になるケースが多発しており、ちょと面倒に感じていたこと。VCCにはモデリングされていないEMIコンソールのエミュレーションにも興味を持ちました。 早速セッション中のレコーディングファイルにインサートしてみた 一言で言うと、「濃い」です。基本的に3つのコンソールを選んでサチュレーションをいじるというシンプルな使い方です。SlatedigitalのVCCとはまるで性格が全く異なります。 「NLS NON-LINEAR SUMMER」はやらしいほど「エグく」色がつきます。VCCは正直、卓にアウトプットケーブルを立ち上げてたほんのわずかな「音質(卓の性格)」変化に比べ、笑っちゃうほど分かりやすく色がつきます。 筆者の感覚では完全に別物。でも、これ面白い。どんな楽器にインサートしても「それっぽく」なるから不思議。ヴァーチャル音源で生バンドっぽいエッセンスを積極的にプラスするには面白い。試したミックスはNativeinstrmentsのドラム音源に、演奏したエレキベース、アコースティックギター(コンデンサーマイクで録音)、エレキギター(Guitarrig)、割とシンプルな編成のバンドサウンド。 ハイファイなものではなく、アナログ的なファットな音を目指していたので、簡単に雰囲気が出せて透明度は劣るものの少ないトラック数の楽曲でもそれっぽくなり、いい感じになります。僕自身が実際にレコーディングしたことのある実機の音はSSLしか知りませんが、いやそんな色つかね〜だろ?とツッコミを入れてたくなります。 これチープな録音をハイブリッド化する時にも役立ちます。早速、業務利用もしちゃいました。 #NLS #プラグイン #waves #slatedigital #cubase #wavelab #vcc #ssl #neve #emi #ビートルズ #mixmastering #アナログサウンド

  • (音質改善事例)電話インタビューの聞きにくい音声をクリアにリフォーム

    ICレコーダーやボイスメモアプリに録音した音声って聞きづらい場合がありますよね?裁判の音声証拠として音質改善をご依頼いただく機会は割と多いのですが、昨年末に新たなパターンで電話の会話における解像度の向上でした。 電話の向こう側の音声は結構聞きづらい 「電話インタビューの音質改善」をオファーいただきました。世論調査のような内容を想像していましたが音源を確認したところ、いわゆる電話面接でした。最近は企業の採用における1次選考に電話面接があるようです。 クレジットカード会社や保険会社などのカスタマーサービスに電話すると最近は「サービス品質向上の為に会話を録音する」といったないようのアナウンスが流れることがあります。こういった場合は双方の会話がバランスよく録音できる機器が導入されています。 しかし依頼いただいた音声は電話機のスピーカーをONにしてICレコーダーにて録音されたものでした。こういったケースは録音側(ここでは面接官)の接近くで声を収録するのでクリアでボリュームもはっきりしています。 しかし電話の向こうでしゃべっている声は電話回線と電話機のチープなスピーカーの音により、こもったような電話特有の音質になります。特に活舌のはっきりしない男性の声はとても聴きづらいものです。 こういった音声をどのようにクリアにするのか? デジタル録音された会話だと「シュー」というノイズは気になりませんが、帰って細かく拾ってしまう物音や服や紙の擦れる音などが気になりますね。それらの環境ノイズはさほど気にならないレベルだったため、とにかく電話の向こうの男性の声をクリアにする作業を進めました。 ①会話の音量をならす インタビュアーのボリューム(録音されたレベル)が仮にレベル10、電話の声がレベル3くらいの場合は当然、小さな声の部分を細かくボリュームコントロールしたり、会話セクションごとの波形を切り刻みながらエディットすることもあります。 当然、こちらは会話量が多いほど、手数が増えてとても大変なので工賃が上がってしまいます。 ②各種エフェクト処理を行います 聞こえにくい帯域ごとに必要なエフェクト処理を加えていきます。電話なら中高域だけが良く聞こえ、コシがない声になりがちです。良く聞こえる成分とそうじゃない部分を聞き分け、イコライザーなどで補正します。コンプレッサーという音を圧縮➡️(大きな音は小さく、小さな音は大きく)処理することにより平均的なボリューム感を上げていきます。 会話の録音にありがちな、聞こえづらい部分の音声をこれらの処理で持ち上げます。 ③ノイズ処理でさらに聴きやすく 記録された音が小さくて、無理やり音量を上げようとすると「シュー」というオーディオノイズが強調されてとても耳障りです。これらを最新のノイズ処理で綺麗にしていきます。 もちろん、記録状態によりこれだけではなく細かな処理をすることもありますが、ワンタッチでできる簡単な処理は行わず、専門担当が経験値を活かしてベターの音声にしていきます。 ボイスレコーダーの録音品質にお困りなら しかし、ぶっちゃけ音量差が大きすぎる電話の会話は無料トライアルからの採用確率が大変低いです。電話スピーカーの小さな音はほぼデータ化されていないからです。ボイスレコーダー音源で改善期待できるのは非圧縮のwavデータ。そのような会話を録音する際は長時間録音できるmp3モードにしないことがポイントです。iPhoneのボイスメモを使う場合もロスレス設定がポイント。 #録音 #ノイズ #電話音声 #聞きづらい #耳障り #ボイスレコーダー #ICレコーダー #電話面接 #電話インタビュー

  • 合唱コンクールの録音ノイズを除去して美しい音楽作品へ

    僕は委託で映像編集の仕事も請け負っておりますが、年末近くになると中学生の合唱コンクールを手がける機会が増加します。数年間レコード店で働いていたこともあり、幅広い音楽を愛聴する僕ですが、知る機会のなかった中学生の合唱。その素晴らしさに素直に感動しました。 合唱コンクールとは縁遠くそれこそ自身が中学生時代に参加したきり。最近は校内コンクールも盛んで、学校によっては大きな市民ホールを借り切ってのお披露目もしているようです。私の世代の歌っていた頃の曲とはレパートリーも全然異なります。 学校内のコンテストは当然ながらクラス単位で結成されるため、歌う生徒の組み合わせは偶然性が高く、レベル差が大きいのも確か。中学生は身体的にも大きく変化する成長期。その時にしか得られない、絶妙な魅力がある。 男子生徒は変声期であり、特に1年生は女子のソプラノパートを歌う男子も多い。 1.女子 2.声変わりした男子 3.声変わり前の男子 大きく分けるとこれらの声が混ざり合い、ハーモニーが奏でられる。 これは小学生でも高校生でも大学や大人の合唱グループでは得られないレア感があります。そんな旬な歌声は映像や音声に残してはいかがでしょうか。 最近はそういった学校関係のイベントを撮影するビデオ業者なども数多く存在します。 「記録撮影」として制作されるDVDは一定の作品として充分に楽しめます。 ただ、内容が音楽の場合は音楽作品とは違い、細かなノイズが気になるケースもあります。 合唱を録音すると気になる不要ノイズ 先日、そんな合唱の音源のノイズ除去の依頼を承りました。歌っているのは小学生。とある県で上位に入選されたという楽曲はとても上手。透き通る歌声、正確なピッチと伸びやかな表現がとても魅力的でした。録音は専門業者がされたとのことですが、どうしても会場で混入してしまう「咳」などのノイズを綺麗にしたいとのことでした。上位入賞したため、録音されたその音源で上位大会に向けベストな状態で応募したいということでした。 (試聴動画あり)不要な音やノイズが綺麗にできてしまう最新の音声補正技術 音楽作品として残すためにできること 記念の録音であれば、耳障りじゃない程度にテレビで聴ければ良いかもしれません。しかし、上手だと音楽作品レベルまで完成度を高めてみたくなる欲求も理解できます。ヒットするようなポップスのレコーディングであれば、近年ボーカルのピッチ補正をはじめとした楽曲の完成度を追求するためのあらゆる技術が導入されていますが、学校でイベント的に行われる合唱をそのようなテクノロジーを使って編集されることは稀だと思います。 さすがに大人数が同時に歌う合唱でのピッチ補正はできませんが、フレーズごとの強弱や低音パート高音パートの微妙な強弱調整、市販されているCDのような高い音圧処理などは可能です。ティーンネイジャーは「奇跡のパフォーマンス」を瞬間的に爆発させる可能性に満ちています。そんな瞬間を捉えた録音は希少価値が高いものです。そんな音楽を磨き上げてみませんか? 「心の瞳」名曲ですね。これは中学生が歌うと原曲(坂本九)を超える魅了があると感じるのは私だけでしょうか。 #ノイズ除去 #合唱コンクール #録音 #記録ビデオ #心の瞳 #音楽教育 #永久保存版

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