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音質改善サービスを立ち上げたきっかけ

実家に眠っていたVHSが宝に変わる瞬間

「音楽・音のリフォーム」サービスを立ち上げたきっかけは実家に保存されていた古いVHSテープ。それをブルーレイデッキへコピーしたことにさかのぼります。

今でもほとんどのライブハウスで頼めばDVD録画をしてくれます。それが90年代後半まで一般的に普及率が高かったVHSテープが主に使用されていました。

ライブハウス出演したバンドなら反省のために一度は演奏チェックしたことがあるのではないでしょうか。

僕が活動していたバンドはインディーズ盤や音楽出版のプレゼン用のデモテープ収録のため、いくつかのスタジオ音源がありました。そのためライブ収録したVHSビデオは気に留めることもなく、反省のためにチェックしたままどこかに放置していました。

ギターペダルエフェクター

もう再生する機材は所有していなかったが、結婚して実家を出た弟が再生出来るVHSデッキを残してくれたことも大きかった。

音が酷すぎて青春のステージがチープすぎ

バンドのパフォーマンス

10数年ぶりにそのビデオを再生してみると、映像クオリティははじめから期待できないにせよ、その「音」の酷さに愕然としました。当時のライブハウス収録ビデオはVHSにライン録音のみというスタイル。PAスピーカーから出た音をそのままスルー録音したアンバランスな音。実際の出音より圧倒的ダサイ&ショボイ(笑)。青春の記憶も萎えました。当時はそれがスタンダードなものとして受け入れていましたが、確かに人に積極的に見てもらおうとは思えない代物。

音声のみ収録のカセット音源が奇跡的にいいバランスで収録できたことがあり、当時リヴァーブを入れて編集した音源をバンドメンバーや関係者でシェアしていました。しかしそんなケースは滅多にないほど、狭い会場でのライン録音のみ音源は酷いクオリティでした。

近年はPA卓やレコーダーもデジタル化され、会場のPAバランスと別でミックスアウトができるようになり、同じライン録音でも極端に楽器バランスが崩れることが少なくなったと思います。

ライブ音源を修復してみようと思ったのは急激に進化したプラグイン

マスタリング.PNG

サラリーマン時代の後半は中間管理職のストレスを晴らすべく、休日はゴルフ三昧。音楽制作の頻度は減っていたが、金銭的な余裕があったため趣味で音楽機材やソフトウェアを気が向いたときに購入し触っていました。Appleになる前のEmagic Logic(Gold)をアップデートし使っていたが、久々に気になったのがCubase7。コードエディターなるものが搭載され、試してみたくなり導入。しかし驚いたのは、プラグインの急激な進化。

Cubaseに標準搭載されたプラグインから興味が増し、プロクリエイター御用達のUADやSlateDigital , Wavesなどのプラグインにハマる。エミュレーションと呼ばれる、名器ヴィンテージ機材のモデリング技術が飛躍。ミュージシャン時代にバブリーなレコーディングスタジオでしか使えなかった高級機材の「音」が近い感覚で使えるようになりました。

また、マキシマイザーを知り、昔では絶対に出せなかった音圧に腰を抜かすほどでした。

これなら「ダサイ&ショボイ音」もマシにできるかも?

そんな新しくて価格も手ごろなDAWやプラグインを手に入れたことで、古いライブハウスのVHSを改善してみようと思ったのです。試行錯誤が始まり何枚かのヴァーチャル・ライブアルバムを作成しかつてのバンド仲間などに聞いてもらう。

「結構、聴けるじゃん」という声をもらったことで、可能性を感じ(復元・修復することが楽しかったのもあります)マスタリングテクニックを探求するうちにノイズ除去の必要性を感じその技術も深め、音声の修復(リフォーム)に目覚めたのです。

音声を手掛けるプロエンジニアはレコーディングスタジオや映像のポストプロダクションに所属した後、フリーになられる方がほとんど。メジャーな流通コンテンツに携わるために、音素材は初めから収録時点からベストなクオリティを前提に仕事をされています。

​「そもそも綺麗じゃない音」を「リフォーム」するということに特化した職人って意外といないと思い音版の「絵画修復師」という存在を思いついたのです。

音質改善なら、HybridSoundReform.comへご相談ください。HybridSoundReform.comは先端のノイズ除去とマスタリングを組み合わせた独自の国内初のサウンド・リフォーム(音質改善サービス)。音割れしたセミナー、楽器演奏の発表会など、動画関連の音質改善など、商用、私用に関わらず何でもご相談ください。短い音声なら無料で効果をお試しいただける、トライアルオーダーシステムがございます。どうしても何とかしたい音源も喜んでチャレンジさせていただきます。

 

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