古くからの音楽ファンはレコードなどの音源をデジタルアーカイブし、CDやiPodなどでお気に入りの曲を音楽データとして楽しまれている方も多いと思います。
ハイブリッド・サウンドリフォームにも、そのような音源(ダビング状態の悪いものやYouTubeにアップロードされた違法音源)を無料トライアルされる方もいらっしゃいますが、余りにも採用率が悪いため今後、基本的にはお断りするため、説明も兼ねてこの記事を執筆しています。
理由1 お見積とユーザーさまの予算が合わない
ハッキリ言ってこれが結論ともいえます。既に録音された音源の音質補正は極めて難しい作業です。先端のポストプロダクションツールを用いての技術は日進月歩で進化していますが、多くの場合ボタン一つで修復できる安易なものではありません。
もちろん録音状態にもよりますが、職人技の緻密な編集料金とリスニングユーザーの予算とはマッチしません。一曲修復するのにCDアルバムを越える作業料金をお支払いする方はいませんよね?絶版、中古でも手に入れられない音源や音源化されていないライブ録音でしたら、修復する価値はございますが、そうでない流通している音源は購入しなおして頂くことをお勧めします。最近は聞き放題(SpotifyやAppleMusicなど)のサブスクリプションサービスもありますし、音楽音源の単価は体感的にも低くなっています。。
音源クオリティ責任の存在しないクリエイターやパフォーマー以外の方には再生機器の質も含め、当サービスのクオリティを理解しづらい現状がございます。
理由2 使用法よっては著作権侵害に触れます
アーティストが流通販売している著作物を無断で手を加えるのは著作権法に触れます。あくまでも個人的に楽しむためのご利用、教育機関等で利用する音源やロイヤリティーフリー音源を編集することもありますが、あくまでもユーザー様の責任で行っていただいております。
理由3 冷やかしと感じざるを得ないユーザー様も存在します
フリートライアルサービスを通年実施していることもあり、明らかに購入意思のない冷やかしの方も一定の割合でいらっしゃいます。「おたくのスキルはどんなもんじゃい?」と、興味を持っていただくことは大変ありがたいのですが、トライアルサンプルの改善レシピ策定が当サービスの売上を決定づける肝ですので、(ご提示のご予算にもよりますが)いつも130%力を入れて作業しています。
売上がゼロでも当方の改善パターンの経験値を向上させてくれますが、ぜひお控え下さい。完璧な仕上がりでも購入いただけない例もあるんですよね。
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