zoom Webinar(ズーム ウェビナー)のアーカイブ動画のエコー軽減依頼
音声データの修復・改善を手がけるハイブリッド・サウンドリフォームの山川@HSR_YBです。
コロナ禍以降、テレビ番組のリモート出演もすっかり定番化しましたが、電波状況の問題などで音が途切れたりして聴きづらい放送はよく見かけるようになりました。
WEB会議システムのZOOMは企業の社内ミーティングではすっかり定着しています。それらの通話記録は録画できるため、ミーティングだけではなく社内研修やオンラインセミナーに活用。動画アーカイブとして教材用に二次利用するケースも増加しています。
動画アーカイブの音声が聴きづらい
そのような動画アーカイブは通信環境や機材設定ミスなどが要因で、思わぬ音声のトラブルが起こり、当サービスにも相談が増加しています。
音が途切れてしまう
声にエコーがかかってしまう
ディレイ(山びこ現象)がかかってしまう
ノイズがひどい
音が小さい
上記は2020年ZOOM関連で相談のあった音声トラブルの主な内容。いくつかの問題が組み合わさったケースもありました。
特定出演者のエコー軽減
そんな音質改善依頼のひとつに、Eラーニング教材に使用する前提の出演者4名でのZOOM対談がありました。
演者3名はオンマイクでくっきりとした声なのに、1人だけカラオケで強いエコーをかけたような音になってしまったという現象。想像するだけでも違和感がありまね。
当方のオーディオ修復技術において、残響音はある程度は軽減が可能です。講演会場の客席でボイスレコーダー録音したとき、反響音が響きすぎて内容が聴きづらいというお悩みについては、これまで何度も納品実績があります。
今回は対象者1名のみ、場所によってそのエコー具合も波があります。違和感がある部分ごとに軽減処理を施し、他の3名の音質に極力近づけるというやや面倒な作業でした。
改善サンプルをご提示したところ、違和感がかなり軽減されたと評価をいただき、正式採用となりました。
ディレイ(山びこ現象)の軽減は難易AAAクラス
講演会収録のメイン音声にディレイ(山びこ現象)が90分間延々と発生してしまったという
ご相談もありました。こちらは程度によって完全ギブアップケースもあります。
「え〜(え〜)本日は〜(本日は〜)」
と、いうような状態。
次のワードに直前の言葉がやまびこで被るという、かなり違和感がある、厳しい状態でした。
このような状態は、おおよそお断りすることが多いのですが、やや高額な予算提示もあったことで何とか軽減できないかと当サービスが持ち合わせる「特定音の消し込み技術」をフル活用して改善レシピを検討しました。
上記のサンプル動画のように、ライブ会場の「ピー」という明らかに他の音と混ざっていない音の消し込みは比較的安易(処理数が少なければ)。しかし、演者の声が自分の声に被る場合はエコーの音がどこに混入しているかの判別が難しいく、昨年行った多くの音質改善の中でもナンバーワンといっても過言ではない難易度とめんどくささでした。
ほぼ7日間くらい終日作業して、納品できました。
このような無理難題もご予算がマッチすればお引き受けします。
無料診断(サンプル作成)も行っております。
ZOOM関係の音声トラブルやノイズを改善したい方がいらっしゃいましたら、お気軽にハイブリッドサウンドリフォームご相談ください。
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