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  • 執筆者の写真Sound Reformer / yamakaWA

ノイズが持続するクルマ走行中の録音データの改善確率は0パーセント?

更新日:2020年11月10日



様々な「聞きづらい」録音物の修復を生業としているサウンド・リフォーマーの山川です。

たまに相談いただくのが走行中の車内で録音した会話の明瞭化です。当方の最新技術を総動員して「無料トライアルサンプル」を作成するのですが、残念ながら採用に至る確率が極めて低いです。(最近の電気自動車とかはかなりマシかもしれません)

走行中の車は録音に適していません

走行中の車は録音に適していません。主な要因は下記の通り

①エンジン音

②風切り音

③周りの騒音&カーステレオ

そう、雑音だらけです。しかもそのほとんどがずっと続く持続的なノイズ

更にカーステレオでラジオや歌付きの曲を聴いていたら、それらが会話とも混ざり、改善できません。(エンジン音が小さい電気自動車や口元までの距離が近いドライブレコーダーの音声は改善余地があります)

最近は携帯に接続できるマイク付きイヤフォンなども多く発売されているため、外回りの営業さんが走行中に顧客クレームの対応ケースも多いようです。

ロケ現場に通りがかったバイクはどこかへいく

映画などのロケ地で撮影中に入ってしまった「バイクやクルマのエンジン音」の場合は、数秒間で遠くに去ってしまうから、その部分を集中的に軽減処理できますが、走行中の車は途切れなく、エンジンや風の音が「強く」混入してしまいます。


また、エンジン音は人間の声やラジオよりパワーが絶大です。かき消されてしまった音声は復元するのは困難。口元50cm以内に録音機を仕掛けない限り、会話内容が判別できる録音は難しいです。バッグに隠し入れた状態の音源はほぼ改善できません。

当サービスはトライアル無料で受付けておりますが、明らかに改善できない音源はお断りするケースもあります。

万能ではありませんが、そんな録音物でお悩みの方は気軽にご相談ください。

お問合せをお待ちしております。

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