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ピンマイクのジリジリノイズの原因は女性の髪の毛

ピンマイクのジリジリノイズの原因は女性の髪の毛


動画や音声データの音質改善を生業としているサウンドリフォーマー山川です。

先日、Eラーニング教材に使用する教材の音質改善をお手伝いしました。


ピンマイク収録の思わぬ落とし穴

動画教材を日常的に制作しているクライアントの素材は担当講師の声をピンマイク収録し、

適正なノイズ処理が施してありました。しかし、収録時に気づかなかった「ジリジリ」というノイズが問題なり、音質に関してNGが出たとのことでした。


「ジリジリノイズ」は講師がミディアムヘアーの女性だったことが原因。体の動作とともに髪の毛がピンマイク部分に触れてしまっていたようです。高感度のコンデンサマイクであるピンマイクは髪の毛が触れるたびに音を発してしまいました。


(関連記事)ピンマイクの収録漏れをカメラマイクで補う



マイクからゼロ距離のノイズは手強い

マイクに直接触れてしまっている髪とマイクはゼロ距離。わずかなノイズでもなかなかのパワー。ドラマコンテンツでありがちなピンマイクと洋服の布擦れノイズにほぼ近い状態でした。(隠して装着されたピンマイクが役者の演技による動きで擦れる)


布擦れノイズに近い状態になってしまうと、環境音軽減に用いる通常のノイズサプレッサーだけでは除去できません。


布擦れ音の軽減ができるRX8のDe-rustle

布擦れ音に近い状態なので、修復に用いたのはIZotope RX 8 のDe-rustleというプラグインモジュール。こちらは映画作品のポストプロダクションなどで用いいられる、布擦れ音除去専用のプラグインモジュール。


De-rustle強力に除去できます。しかし、布擦れ音は帯域の多くに混入することから、大胆に除去設定にすると元素材の損傷が大きく、違和感が残るケースもあります。


実際、マイクに直に触れて発生している「ジリジリノイズ」を処理するにはある程度、強めの処理が必要。そのさじ加減は非常に難しい判断です。どこまでノイズを削り、欠損した声成分をどのような手法でリカバリーするかが重要なポイント。この案件ではイコライザーで高音域を持ち上げるだけではなく、TAPE系のサチュレーターなども微妙に調整し仕上げました。



トラブル音声の修復はプラグイン一つで解決することが滅多にない


トラブル音声の修復は大半のケースで複合的な処理が必要。なかなか一つのプラグインで万事問題解決ということは滅多にありません。絶妙な処理加減を施す処方箋の選定が何よりも重要です。先端のソフトウェアを手に入れ動画マニュアルを見ても、良い結果を出すには経験値が必要です。


年間、数百件の音質改善を手がけるプロの私でも正直、お困りの音声素材を実際に処理してみないと改善できるか否かの判断がしづらいのが現状です。


そのため、私が運営するハイブリッド・サウンドリフォームではお見積においても、

必ず実際にお困りの素材をお預かりしてから行っております。


ビデオを始め、様々な音声データの音質にお悩みの際は、お気軽にご相談ください。















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