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バンド録音時のノイズ防止チェックポイント(リハスタ編)

 リハスタでの練習やライブをプレイバック用に録音している人は多い。自分のチェック用なら音質にこだわる必要はない。

しかし定期的にバンド活動をしていれば、録音した演奏を人に聞いてもらう機会は増えます。ライブハウスに出演する時もデモ音源の提示は必須。また、友人にどんな音楽をやっているか聞いてみたいと言われることもあるでしょう。

 駆け出しのバンドがいきなりマルチレコーディングするケースはあまりなく、ざっくりと演奏が聴ける程度のものをスマホアプリやスタジオ設置されたCD-Rなどで録音することがあります。そんな音源でも余計なノイズを減らし、なるべくいい音で収録するためのチェックポイントをまとめます。

録音レベルはオーバーしていないか?

 現代の録音機器は解像度の選択肢はあるものの、デジタル録音が基本です。デジタル録音はマイクから拾った「音」を数値変換されたデータが記録されます。録音レベルが許容量を超えてしまうトラブルを除き、ノイズが発生することは構造的にありません。まずは録音レベルに気をつけましょう。デジタル録音時に歪んでしまった音声はほとんど改善の余地がありません

音楽に特化されていないアプリでは大きな音を収録するためのリミッター(大きな音を圧縮する)が搭載されていないものもあるので注意が必要です。

(対策)

・演奏の最大音量を最大入力レベルを超えないよう設定する

・レベル設定ができない場合はマイクに洋服などの布をかぶせ 吸音する。

・演奏全体のボリュームを落とす

楽器そのものにトラブルがないか?

ギターやベースはノイズの要因が様々です

ギターやベースの電気系の楽器はセッティング時からノイズを発している場合があります

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・ギターやベースの内部に問題はないか?
・シールドの断線、ジャック接続部に痛みはないか?
・歪み系のエフェクトを使った際、ノイズサプレッサーを併用しているか?
・アンプの近くにデジタルノイズを発するパソコンなどをセットしていないか?
・ボーカルのマイクが痛んでいないか?
・使わないコーラス用マイクを生かしたままにしていないか?

消耗するシールド類がノイズ原因というケースは非常に多いです。おかしいと感じたらいちばん先に疑ってみましょう。

共鳴して音を発しているモノがないか?

 ドラムやベースの高い音圧で、コピー用紙で出力されたコード譜や歌詞カードなどが「ビリビリ」と震えて音を発していることがあります。リハーサルスタジオでは生ピアノが設置されていることもあり、その上に置いた荷物が無駄な響きの原因という場合もあります。ドラム近くに置いた紙袋などは露骨に共鳴してしまいます。

エアコンなどの空調機を回避したマイクセッティング

 マイク感度の高いリニアPCMレコーダーなどで録音するときは、驚くほど細かな音を拾っている場合があります。セッティング位置によってはエアコンなどの空調を拾ってしまうこともあります。野外などで発する「風」はノイズの原因になりやすいです。

マイクセッティングできる場合のモニタリング

 リハーサルスタジオの天井に設置されている録音用の固定マイクは移動できませんが、スマホやビデオカメラ、ICレコーダーなどはマイクも内蔵され、セッティング位置が細かく調整できます。録音時の音声をモニターしましょう。この時点で気になる音の原因を確かめておくことが何よりも重要です。

日常的にiPodなどで曲を楽しむ用ので構いません。イヤフォンやヘッドフォンで録音する演奏をモニターし、「いいバランスで聞こえるポイント」を探りましょう。わずかな差でもグッと良くなる場合があります。この習慣は本格的なレコーディングをする時にも必ず役立つスキルとして蓄積されます。

まとめ

これらはバンド演奏を「エア録音」するということ。綺麗に収録するのは実はかなり難しいのです。ビデオカメラは自分たちが写っているかどうかを液晶画面で映像モニターするのに、この手の録音は「どんな音で収録されているのか」と、いう音声モニターを怠っているケースが多いということです。

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